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BindCrest〒350-0045 埼玉県川越市南通町981-8 第5共栄ビル5階創業 2011

修復した文書が再び変形した経験が、今の仕事の基準を作りました。

中島 誠一がこの工房を始めたのは2011年の秋、埼玉県川越市の小さな借り間でした。当初は知人の古書修復を手伝う程度でしたが、依頼が重なるうちに、本の構造そのものへの関心が深まっていきました。最初の数年は、革の選び方も接着剤の配合も試行錯誤の連続でした。ある冬、修復した文書が湿気で再び変形してしまったことがあり、その経験から無酸性素材と環境管理の重要性を改めて学び直しました。

BindCrestについて
BindCrestについて

本を守る技術と、時間をかける誠実さ

転機は2016年、ある個人コレクターから江戸時代の和装本の修復を依頼されたことです。その仕事を通じて、和綴じの構造と現代の保存技術を組み合わせる方法を深く研究しました。以来、和紙と革を組み合わせた製本スタイルがBindCrestの特徴のひとつになっています。現在の工房は川越市内の静かな住宅街に移転し、作業スペースと素材の保管室を分けた環境で仕事をしています。

中島 誠一はBindCrestの代表として、修復製本からオーダーメイド革装本まで、工房の全作業を自ら手がけています。2011年に川越市で活動を始め、当初は知人の古書修復を手伝うところからスタートしました。2016年に江戸時代の和装本の修復を担当したことを機に、和綴じ構造と現代の保存技術を組み合わせた独自のアプローチを確立しました。現在は個人からの依頼を中心に、地域の図書館や文書館からの相談にも対応しています。

素材の選定から始める. 革、クロス、和紙、ボール紙, それぞれの本の用途と保存年数を考えて素材を選びます。汎用の材料を使い回すことはしません。

アーカイブ基準の保存処理. 中性紙と無酸性接着剤を使用し、長期保存に耐える構造を組みます。湿度変化による変形を最小限に抑える綴じ方を選択します。

修復と新製本、両方に対応. 傷んだ古書の修復から、新しい手帳や文書ファイルの製本まで、同じ工房で一貫して対応します。外注は行いません。