
個人図書室の整理:分類と配置の基本的な考え方
- 執筆:
- 中島 誠一
- 記事
- 個人図書室
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蔵書が増えてくると、「どう整理すればよいか」という悩みが出てきます。図書館のような十進分類法を個人の蔵書に適用しようとして、途中で挫折した経験がある方も多いのではないでしょうか。個人の図書室には、使う人の習慣に合った分類方法が最も機能します。
分類方法の選び方
蔵書の分類方法は大きく、テーマ別、著者別、判型別の3つに分けられます。テーマ別は内容で探しやすく、著者別は特定の著者の作品をまとめて見つけやすいです。判型別は棚の見た目が整いますが、内容で探すときに不便です。
多くの場合、大きなテーマで区分けしてから、その中を著者別や時代別に並べる方法が使いやすいです。最初から細かく分類しようとすると、本が増えたときに体系が崩れやすくなります。
ラベリングの実際
ラベルは、本の背に貼るか、棚の仕切りに立てるかの2つの方法があります。本の背に直接貼る場合は、剥がしやすい素材のラベルを使うことをお勧めします。強粘着のラベルは剥がすときに表紙を傷めることがあります。
ラベルの情報は、分類記号と著者名の頭文字程度に絞ると見やすくなります。詳細な情報はリストやカードで管理する方が、棚の見た目もすっきりします。
棚の配置と保存環境
棚の配置では、直射日光が当たらない場所を選ぶことが基本です。窓際の棚は日光による退色が進みやすく、特に背表紙の色が変わりやすいです。
湿度の管理も重要です。外壁に面した壁に棚を置くと、冬場に結露が発生することがあります。壁から少し離して棚を置くか、除湿器を使って湿度を管理することをお勧めします。
蔵書の整理は、一度で完成させようとせず、使いながら調整していく方が長続きします。整理の方針について相談したい場合は、工房へご連絡ください。
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